症状を抑える

施術中の女医

アトピー性皮膚炎は、強いかゆみと赤みが生じる皮膚病で、老若男女問わずかかる可能性のある皮膚炎です。 治療の第一選択肢としては、抗炎症作用の強い、外用ステロイド剤が用いられることが多いようです。 外用ステロイド剤は、炎症を素早く鎮め、高いかゆみ止め効果を持つ一方、続けて使用することで、効果が出にくくなったり、肌が薄くなる可能性があるため、適量を薄く使用することが推奨されています。 外用ステロイド薬で症状を鎮静化し、徐々に薬のランクを下げていくことで、ゆくゆくは外用薬を使用せずに済むことが治療の目的ですが、外用薬が効きにくい場合は、漢方薬や抗アレルギー薬などを内服することにより、アトピーの症状を抑える治療が行われています。

アトピー性皮膚炎は、アレルギーの一種と考えられており、腸内環境を整えたり、免疫力を正常化するなどの方法でアトピーが軽減するケースもあるようです。そのため、基本的生活習慣を整えることが推奨されており、早寝早起き、良質のミネラルやたんぱく質を含む食生活、ジャンクフードや酸化した油脂を摂らない、適度な運動を心がけるなどの生活で、アトピー症状が出にくくなる場合があると考えられています。 又、腸内環境を整えるために乳酸菌を摂取し、同時にビタミン剤を服用することで症状が軽減するケースがあることから、皮膚科での治療に取り入れられています。 ダニやホコリ、花粉や合成洗剤などの外的刺激が原因になることもあるとされていますので、掃除や洗濯でそれらの刺激を防ぐなどの工夫も推奨されています。